Case Study 事例
【売上拡大支援】補助金は事業のきっかけを作ってくれるツール
横浜市旭区でキャンピングカーの販売、レンタルを行う「「ロッキー2」を営業。 メーカーの正式な営業所・店舗も兼ね、人気のキャンピングカーを厳選して取り揃え、専門知識とスタッフのきめ細やかなサポート体制で定評を得ている。 そんな折、新型コロナウイルスの影響によるアウトドア志向の高まりで、キャンピングカーの問い合わせが激増。 作業スペースが狭く、お客様の見学が重なったり、急増した注文への仕入資金対策に追われ・・・
コロナ禍で急増するキャンピングカーのニーズにどう応えるか
代表の村山周太郎氏は、キャンピングカーに関心を持つ方が増え、販売の機会が増えたことを喜びつつも、お客様から「実際に見に行きたい」「できるだけ早く手元に欲しい」という要望に応えるにはどうしたらよいか悩んでいた。 お客様の見学受け入れを増やすと共に、社内の作業の効率化を図るためには、作業スペースを拡大することが課題であると考える一方で、拡大基調であった仕入資金も増大しており、設備投資を検討しながらも資金面で不安を感じていた。
初めての補助金に挑戦!
コロナ禍による密対策で、作業スペースの拡張検討を検討していたことから、神奈川県の補助金の活用を前提として設備投資を実行することとなった。 補助金申請は初めての経験であったため、仕組みやポイントについて説明し、当社の強みや課題についてヒアリングを実施し、言語化を促した。 また5年後の当社の姿をイメージしてもらうなど、単に補助金のためだけではない検討を進めた。
このまま行くと5年後の自社は…?
村山氏は明確な方向性を持っておられ、万が一補助金に採択されなくても投資する意思をお持ちだったため、事業計画を検討する上で、コロナ禍で発生した「新規でキャンピングカーを購入したいお客様対応」だけでなく当社の課題の検討を進めていった。 すると、現状の仕入販売をメインとした売上拡大だけでは従業員が忙しくなるだけで、利益が会社に残りにくい問題に気づき、村山氏は、付加価値増加のため「ロッキー2」ならではのサービス、商品開発にも着手することを決意した。
補助金の検討が事業見直しのきっかけに コロナ禍のアウトドアブームによる需要拡大もあり、売上は2倍以上急拡大した。設備投資によりスペースを拡大することができ、作業性を落とさず、密状態も回避できた。 現在は、「ロッキー2」ならではの小回りの利く対応力を活かし、キャンピングカーの組立、オーダーメイド対応のライン整備を開始した。 この製造へのチャレンジは国の補助事業に申請しているが、採用なくとも推進するべく、既に着手開始。 キャンピングカー事業の事業内容の拡大と付加価値向上に移行しはじめている。
お客様の声
新しい事業をするときには、設備や資金以外にも、進む方向が正しいのかなど、経営者として考えることが多い。よろずさんには自社に合った補助金を教えてもらうだけでなく、その事業が本当に儲けるのか、人は足りるのか、など経営全般の話をさせてもらいました。申請書を作っていく中で、頭の整理ができ、事業化にも自信が持てました。