Case Study 事例
【売上拡大支援】キッズ向けサービスの魅力をSNSでPR!新規入会者20%増
【写真】代表 東海林 美名(しょうじ みな)氏 明るい人柄とNYで培われた実力が人気の秘密。
海外での活動後、2016年よりボイストレーナーとして、鎌倉を中心にNY式ボイストレーニングサービスを提供している。
大人向けの湘南ゴスペルWAVE、キッズ向けのキッズボイトレShiny☆Tomorrowの3つのサービスを展開しており、特にキッズ向けボイストレーニングでは、各種ミュージカルオーディション合格者を輩出するなど成果を挙げている。
近年は新型コロナウイルスの影響を受け、オンラインボイストレーニングを実施し、オンライン利用者でもオーディション合格者を輩出している。
コロナ禍でWWEB発信の必要性が高まるも、情報量過多で運営に悩む
大人受けボイストレーニングとキッズ向けボイストレーニングの2サービスを展開していたが、1つのホームページで情報発信を行っていた。
それぞれのサービスで強みがある反面、情報量が多くなり、SEO対策のホームページ集客や、Instagramの運用も煩雑化していた。手間がかかる割に結果が伴わず、ターゲットに情報が届いていないのではないか、どのようにしたらよいかと迷っていた際によろず支援拠点を知り、相談に至った。
ヒアリングを通じてキッズ向けの課題を発見!
Coがヒアリングしていくと、大人向けボイストレーニング、キッズ向けボイストレーニングそれぞれでは受講者の評価も高く、キッズ向けボイストレーニングではオーディション合格者を毎年輩出するなど高い成果を挙げているが、会員数の純増とはなっていなかった事がわかった。
そこで、受講者数の増減を時系列、入会者・退会者で詳細分析してみると、キッズの受講者人数推移にバラつきがある事がわかった。
これはキッズの在籍構造として、オーディションに合格すると、芸能プロダクションに入るケースが多く、そこで退会してしまうためであった。
このタイミングで新規入会が増えれば良いが、新規入会が少ないと在籍数が減少してしまう構造となっていた。
そこで、当スクールにおいては、市場競争力の高いキッズ向けの継続的な新規入会者増が最重要課題として設定した。
Coと相談者でターゲットに刺さるキーワードを練り上げる
キッズ向けの周知強化ではまず、オーディションを目指しているキッズ及びその親をメインターゲットとした。
これは、Coが強みを深掘り質問していく中で、オーディションの合格率が9割を超えている事実を確認したためである。
(事業者は当たり前と感じており、特にアピールはしてこなかった)
そして、この層に刺さるキーワードを事業者とディスカッションした。
ここでCoが意識したのは、子供はもちろんの事、親に刺さるキーワードを入れる事である。
何度も事業者とCoで意見を出し合い、最終的に以下のようなキーワードを設定した。
<決定したキーワードの一例>
●ミュージカルスター
●オーディション合格率9割
●アニー、トゥモロ―
●わが子の夢を応援
●えっまだオーディション対策してないの?
●えっ声ってこんなに変わるの?
そして、集客動線をオーディションスケジュールに沿ったかたちでつくりあげ、具体的には以下のように設定し、上記キーワードを動線に効果的に入れ込んだ。
<集客動線一例>
①Instagram:お悩みベスト10発表
②チラシ:えっまだオーディション対策してないの
③ホームページ:わが子の夢を応援中のパパとママへ
支援のポイント
やる事はシンプルで、ターゲットを設定し、ターゲットに刺さるキーワードの設定、集客動線を構築し、キーワードを当てはめました。
当スクールは大人向け、キッズ向け両方強みがあるため上記整理がし切れずに結果双方への訴求が弱くなっていため、まずはキッズ向けで結果を出し、事業者自身にマーケティングの効果を体験してもらう事を重視しました。
キッズ向け新規入会が前年比20%増に
集客動線も整理ができ、ユーザにより的確に情報提供、レッスンへの誘導が可能となった。
大手ミュージカルのオーディション時期に先駆けて集客動線を整理できたことで、この後のプロモーションに好影響が期待できる。
大人向けボイストレーニングについても、本格的な取組はこれからではあるが、同様の考え方で事業者も前向きに取り組んでいる。
相談者の声
色々自分の中では、WEBサイトもSNSも実施してきたつもりだが、作業ばかり煩雑となり、動線を意識した運用となっていなかった。
今回はCoがマーケティングの考え方を教えてくれて、具体的なキーワードも一緒に考えてくれたので、自分のアイディアもどんどん浮かんできました。
常に新規を獲得する必要があるので、引き続き色々試していきたいと思います。